「Kids Lab. Care」の一日とは?リハビリと生活支援のつながり方
「Kids Lab. Care」という名前を検索してくださった方の中には、すでに見学を検討されている方も、これから情報を集め始める方もいらっしゃると思います。医療的ケアやリハビリ、発達支援が一日の中でどのように組み合わさっているのか、実際の流れをイメージしていただけるよう、今回は登所から降所までの様子を丁寧にご紹介します。
「Kids Lab. Care」が大切にする支援の考え方
重症心身障がいのあるお子さま、医療的ケアが必要なお子さまにとって、一日の過ごし方は「できること」と「安心して過ごせること」のバランスがとても大切です。Kids Lab. Careでは、医療・リハビリテーション・日常生活・感覚・コミュニケーションという5つの領域を切り離さず、一人ひとりの体調やその日の様子に合わせてつなげていくことを大切にしています。看護師が常駐するバリアフリー空間だからこそ、医療的なケアと発達支援を無理なく一体的に行うことができます。
登所から降所までの一日の流れ(医療的ケアを含む)
登所後はまずバイタルチェックを行い、お子さまの体調を丁寧に確認します。ここで得た情報は、その日のプログラムを調整する大切な判断材料になります。
- 登所・健康観察(検温・呼吸状態・表情など)
- 必要に応じた医療的ケア(吸引・経管栄養・呼吸管理など)
- リハビリテーション(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)
- 感覚遊びや個別・小集団での関わりの時間
- 休憩・水分補給・姿勢の調整
- 降所前の健康チェックと保護者への共有
一つひとつの活動の間には、姿勢を変えたり、休息を挟んだりする時間も丁寧に設けています。無理に予定通り進めるのではなく、お子さまの体調やその日のコンディションを見ながら柔軟に組み立てていくことを心がけています。
理学療法・作業療法・言語聴覚療法が生活場面にどうつながるか
リハビリテーションは、訓練室の中だけで完結するものではありません。Kids Lab. Careでは、理学療法・作業療法・言語聴覚療法で取り組んでいることを、できるだけ日常生活の場面に橋渡しすることを意識しています。
例えば理学療法で取り組む姿勢保持は、食事や遊びの時間の座位保持につながります。作業療法で練習する手の動きは、おもちゃに触れる、スイッチを押すといった日常のやり取りに活かされます。言語聴覚療法での口や飲み込みへの働きかけは、食事の時間の安心感につながっていきます。専門職同士が情報を共有しながら、「訓練の時間」と「生活の時間」がゆるやかにつながるよう工夫しています。
感覚遊びを通じたコミュニケーションの工夫
医療的ケア児にとって、言葉でのやり取りだけがコミュニケーションではありません。光や音、素材の感触、揺れなど、さまざまな感覚を通じた遊びの中には、お子さまの「気づき」や「反応」がたくさん詰まっています。
スタッフはお子さまの表情や視線、体の動きの小さな変化を丁寧に読み取りながら、遊びの内容を調整していきます。「心地よい」「もう少し続けたい」といった気持ちのサインを見逃さず、双方向のやり取りを積み重ねていくことを大切にしています。こうした関わりの積み重ねが、お子さまなりのコミュニケーションの広がりにつながっていくと考えています。
保護者と共有する記録・連携のしくみ
その日の様子は、体調の変化や活動への反応も含めて記録し、降所時や連絡帳を通じて保護者の方と共有しています。医療的ケアの実施状況やリハビリでの取り組み、感覚遊びでの反応など、施設での様子をできるだけ具体的にお伝えすることで、ご家庭での過ごし方とのつながりを感じていただけるよう努めています。
また、必要に応じて主治医や訪問看護、相談支援専門員など、外部の関係機関とも情報を共有しながら、お子さまを取り巻く支援全体が一貫したものになるよう連携を図っています。
見学・相談時に一日の様子を知る質問例
実際に見学や相談をされる際は、次のような質問をしていただくと、一日の流れがより具体的にイメージしやすくなります。
- 医療的ケアが必要な場面では、どのように対応してもらえるか
- リハビリの内容は、日常生活にどうつなげてもらえるか
- 体調が優れない日は、プログラムをどう調整してもらえるか
- 感覚遊びの時間は、どのような環境で行われているか
- その日の様子は、どのような形で共有してもらえるか
疑問や不安に感じていることは、遠慮なく質問していただいて大丈夫です。実際の一日の様子を知ることが、安心して利用を検討していただく第一歩になると考えています。
Kids Lab. Careは、看護師常駐のバリアフリー空間で、医療的ケアとリハビリテーション、発達支援を一体的に組み合わせながら、大阪を中心に重症心身障がい児・医療的ケア児の児童発達支援・放課後等デイサービスを提供しています。受給者証をお持ちの方はご利用いただけ、LINEでの相談導線もご用意しています。一日の過ごし方やお子さまに合わせた関わり方について、詳しく知りたい方はKids Lab. Careまでお気軽にご相談ください。
※本コラムは一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・助言に代わるものではありません。